障害者グループホームのホームページ制作|載せる内容・費用と、開所前にやること

障害者グループホームのホームページ制作|入居・採用・関係機関に向けた作り方|制作会社727社の調査つき
この記事で分かること
  • 障害者グループホームのホームページに載せるべき内容(ページ構成の例)
  • 開所の半年前から始める、ホームページの準備のスケジュール
  • 制作費の目安と、福祉に詳しい制作会社の見つけ方
目次

結論:グループホームのホームページは「入居・採用・関係機関」の3つに向けて作る

障害者グループホームのホームページは、入居を考えている本人やご家族、働きたい人、相談支援専門員や病院・行政などの関係機関の3つに向けて作ります。

開所前なら、まずは「事業所とサービスの紹介」「入居までの流れ」「スタッフ募集」「お問い合わせ」の4ページがあれば十分です。開所のおよそ半年前に公開しておくと、入居の相談とスタッフ募集の両方に間に合います。

障害福祉サービスには、国の情報公表システム(WAM NET)への報告の義務があります。ただ、WAM NET は決まった項目を並べる場所なので、事業所の雰囲気や支援の考え方、働く人の様子までは伝わりません。それを伝えるのが、自社のホームページの役目です。

障害者グループホームにホームページが必要な理由

入居を考える本人・ご家族、相談支援専門員が調べるから

グループホームを探すとき、ご本人やご家族、相談支援専門員は、候補の事業所を見学する前に、ホームページで場所や雰囲気、費用を確かめます。ホームページがない、または情報が古い事業所は、見学の候補に入りにくくなります。

スタッフを集めるため

障害福祉の分野は、人を集めるのがとても難しい分野です。全国の有効求人倍率は、障害福祉関係分野で3.37倍、全職業の合計は1.17倍でした(令和5年度)。求人サイトに載せるだけでなく、自社のホームページに「どんな職場か」を書いておくと、応募する人が安心して選べます。

地域や関係機関に知ってもらうため

令和6年度の報酬改定で、グループホームには「地域連携推進会議」の開催が求められるようになり、令和7年度から義務になりました。おおむね1年に1回以上、地域の関係者などを交えて会議を開き、見学の機会も設けます。地域の人や関係機関に事業所を知ってもらう入口として、ホームページが役に立ちます。

情報公表の報告は、ホームページとは別に必要

障害福祉サービス等情報公表システム(WAM NET)への報告をしていないと、令和6年4月から報酬が減算されるようになりました。グループホーム(共同生活援助)の場合は所定単位数の10%の減算です。

WAM NET への報告と、自社のホームページは別のものです。どちらも用意しておきましょう。

載せるべきページと内容(構成の例)

ページ載せる内容
トップどんな人のための、どこにある事業所か。開所日(開所前は「〇年〇月開所予定」)、空室の状況、お問い合わせへの入口
事業所とサービスの紹介対象となる方、定員、支援の内容、1日の流れ、お部屋や共用スペースの写真、費用の目安(家賃・食費・光熱費など)
入居までの流れ相談・見学・体験入居・契約までの手順と、相談支援専門員とのやり取り
スタッフ募集仕事の内容、勤務の形、給与、職場の雰囲気、応募の方法
運営法人・アクセス法人の概要、理念、地図、最寄り駅からの道順
お問い合わせ電話番号、フォーム、見学の申し込み

ページ数を増やすより、1つ1つのページに、写真と具体的な情報が入っていることのほうが大切です。

開所までのスケジュール(開所の6か月前から)

  1. 6か月前:ホームページの構成を決め、制作会社に相談する。ドメイン(ホームページの住所)とメールアドレスを用意する
  2. 5か月前:事業所の紹介・スタッフ募集・お問い合わせのページを公開する(「〇年〇月開所予定」と書く)
  3. 3〜4か月前:建物の写真、お部屋の写真を追加する。見学会や説明会の案内を載せる
  4. 1〜2か月前:空室の状況、入居までの流れ、費用の目安を最新にする
  5. 開所後:日々の様子や空室の状況を、月に1回は更新する

指定を受ける前の広告や入居者の募集の扱いは、自治体によって考え方が違うことがあります。開所前に募集の案内を出すときは、指定の担当窓口に確認しておくと安心です。

【当サイト調査】福祉の実績に触れている制作会社は約6%

当サイトに掲載している関東・山梨のホームページ制作会社727社の紹介文を調べたところ、次の結果になりました(2026年10月31日、当サイト調べ)。

紹介文に出てくる言葉会社数割合
福祉・介護・障害・グループホームのいずれか46社6.3%
障害福祉(障害者・グループホーム・就労支援など)に絞ると4社0.6%
採用サイト・採用ページ39社5.4%

福祉の分野に触れている会社は、およそ16社に1社でした。障害福祉に絞ると、ほとんど見当たりません。

福祉の仕組みや言葉に慣れていない会社に頼むと、「対象となる方」「支援の内容」「費用の考え方」などを、ゼロから説明することになります。依頼するときは、福祉や医療の事業所の制作実績があるかを、最初に確認しておきましょう。

作るときの注意点

写真と個人情報

入居している方や、スタッフの顔が写る写真を載せるときは、必ず本人の同意を取ります。開所前は、お部屋や共用スペース、建物の外観の写真から始めると安心です。

読みやすさとスマホ表示

ご家族や支援者は、スマホでホームページを見ることがほとんどです。文字を大きめにし、電話番号は押せば電話がかかるようにしておきます。表示の崩れは「ホームページがスマホで崩れる原因と直し方」で解説しています。

公開後も更新できる体制にする

空室の状況やスタッフ募集は、すぐに変わります。情報が古いままだと、問い合わせが来ても行き違いになります。自分で更新するか、制作会社に更新まで頼めるかを、作る前に決めておきましょう。

制作費の目安

頼み方費用の目安
制作会社に作ってもらう当サイトが調べた関東の制作会社の、いちばん安いプランの中央値は約15万円。ページ数・写真撮影・採用ページなどで上がる
月額制のホームページ制作費0円・月額1万円前後から。サーバー・ドメイン・更新を含むものが多い

くわしい相場は「ホームページ制作の費用相場【2026年調査】」にまとめています。開所前は、建物や備品にお金がかかる時期です。初期費用を抑えたい場合は、月額制も選択肢に入れてみてください。

ベストフューチャーの「ホムペ楽々パック」なら、制作費0円・月9,900円(税込)から、ドメインの取得、サーバー、メールアドレスの発行、毎月の修正まで含めてお任せいただけます。最短翌日に公開でき、開所前の「開所予定」の告知から、開所後の空室・採用情報の更新まで続けて対応できます。

よくある質問

開所前でも、ホームページを公開してよいですか?

公開して問題ありません。「〇年〇月開所予定」と書き、事業所の紹介とお問い合わせの窓口を先に出しておくと、入居の相談やスタッフの応募を早めに受けられます。指定前の募集の扱いは、自治体の指定の担当窓口に確認してください。

WAM NET に載っていれば、ホームページはいりませんか?

WAM NET は、決まった項目を報告する場所です。事業所の雰囲気や支援の考え方、職場の様子まで伝えるには、自社のホームページがあるほうが伝わりやすくなります。

ドメインやメールアドレスも、一緒に用意してもらえますか?

多くの制作会社で用意してもらえます。ベストフューチャーの月額制では、ドメインの取得とメールアドレスの発行も月額に含まれています。

写真がまだありません。

建物ができていれば、外観やお部屋の写真から始められます。開所後に、日々の様子の写真を少しずつ増やしていきましょう。

制作会社は、地元の会社のほうがよいですか?

打ち合わせのしやすさでは地元の会社に良さがあります。ただ、福祉の制作実績がある会社は多くないので、オンラインで対応できる会社も含めて探すのがおすすめです。選び方は「ホームページ制作会社の選び方|頼む前の7つのチェック」で解説しています。

参考にした公式情報

まとめ

  • 障害者グループホームのホームページは、入居・採用・関係機関の3つに向けて作る
  • 開所前は「事業所とサービスの紹介」「入居までの流れ」「スタッフ募集」「お問い合わせ」の4ページで十分
  • 開所の半年前に公開すると、入居の相談とスタッフ募集の両方に間に合う
  • WAM NET への報告とホームページは別。報告がないと報酬の10%が減算される
  • 福祉の実績に触れている制作会社は約6%。実績を最初に確認する

ベストフューチャーでは、グループホームや福祉事業所のホームページを、ドメインやメールアドレスの用意から、公開後の空室・採用情報の更新までまとめてお引き受けしています。開所前の「何から準備すればいいか分からない」という段階でも大丈夫です。ご相談・お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。無理な営業はしません。

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この記事を書いた人

ホームページ制作・Webマーケティング事業の代表。Web業界歴11年、ホームページの納品実績は600件以上。
ホームページの制作から、SEO・MEO・広告による集客、公開後の保守・運用まで、一気通貫で支援しています。

大学在学中にWebスクールの講師を務め、日本経済新聞に掲載。その後、コンサルティング会社で中小企業のホームページ制作・運用に携わってきました。

保有資格
・一般社団法人全日本SEO協会 SEO検定1級
・インターネットマーケティングアナリスト検定(IMA)
・情報セキュリティサポーター検定(SPREAD)
・ウェブ解析士
・Google検索広告/Yahoo!検索広告 認定資格

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