- お問い合わせフォームのメールが届かなくなる主な原因
- 1分でできる「ちゃんと届くか」の確認方法
- 自分で直せるケースと、頼んだほうがいいケース
結論:まずは自分でテスト送信してください。1分でできます
お問い合わせフォームが壊れていても、ホームページは普通に表示されています。だから誰も気づきません。「最近、問い合わせが減ったな」と思っていたら、半年前からフォームのメールが1通も届いていなかった、ということが実際に起こります。
確認は簡単です。自社のホームページのお問い合わせフォームから、自分でテスト送信してみてください。1分で終わります。
私たちは、管理しているお客様のサイトで定期的にフォームのテスト送信を行っています。壊れていることに自分で気づくのは難しいので、仕組みとして定期的に確認するのが確実です。
テストするときは、次の3つを確認します。
- 送信できるか:エラーが出ずに「送信しました」と表示されるか
- メールが届くか:受信箱を見る。迷惑メールフォルダも必ず確認してください
- 自動返信が届くか:送信した人に返信が届く設定なら、そちらも確認します
原因1:メールがサーバーに拒否されている(いちばん多い)
最近いちばん多い原因が、これです。迷惑メール対策が厳しくなり、「送信元を偽ったメール」と判定されて、届く前に捨てられるようになりました。
よくあるのは、フォームの送信元(Fromのアドレス)を、問い合わせしてきた人のアドレスにしているケースです。たとえば、お客様が「yamada@gmail.com」から問い合わせると、サーバーが「yamada@gmail.com」になりすましてメールを送ることになります。これが、なりすましとして弾かれます。
直し方は、フォームの送信元を自社のドメインのアドレス(info@自社ドメイン など)に変えることです。お客様のアドレスは「返信先(Reply-To)」に設定すれば、受け取ったメールにそのまま返信できます。
フォームに限らず、自社ドメインのメール全体が届かない場合は「会社のメールが届かない・迷惑メールに入る原因と対処法」をご覧ください。
| 設定 | 正しい状態 |
|---|---|
| 送信元(From) | 自社ドメインのアドレス(info@〇〇.co.jp など) |
| 返信先(Reply-To) | 問い合わせした人のアドレス |
| 送信先(To) | 受け取りたい自社のアドレス |
2024年以降、GmailやYahoo!メールの受信ルールが厳しくなりました。以前は届いていたのに、ある日から急に届かなくなったという場合は、この原因がほとんどです。
原因2:迷惑メールフォルダに入っている
届いていないのではなく、迷惑メールフォルダに入っていることもよくあります。特に、フォームからのメールは毎回似た文面なので、迷惑メールと判定されやすいです。
- 迷惑メールフォルダを確認し、入っていたら「迷惑メールではない」と設定します
- 自社のフォームのアドレスを、受信許可リスト(セーフリスト)に登録します
- Gmailを使っている場合は、フィルタを作って「迷惑メールにしない」を設定します
原因3:メールの送信設定ができていない
レンタルサーバーの標準のメール送信機能は、届きにくいことがあります。この場合、SMTPという正式なメール送信の設定をすると、ぐっと届きやすくなります。
WordPressなら「WP Mail SMTP」などのプラグインで設定できます。自社のメールアドレスの情報(メールサーバー名、ユーザー名、パスワード)が必要になるので、分からなければ頼んだほうが早いです。
原因4:プラグインの不具合・更新忘れ
WordPressやフォームのプラグイン(Contact Form 7など)を更新したあと、動かなくなることがあります。逆に、更新せずに古いままでも不具合が出ます。
- フォームの送信ボタンを押しても、くるくる回ったまま止まる
- 「メッセージの送信に失敗しました」と赤く表示される
- 送信はできるが、メールの中身が空っぽ
更新でつまずいたときの対処は「WordPressが更新できないときの原因と対処法」で解説しています。
原因5:受け取る側の問題
フォームもサーバーも正常なのに、受け取る側で止まっていることがあります。
- 前の担当者のアドレスのままになっている:辞めた社員のアドレスに送られ続けていた、というのは本当によくあります
- メールボックスがいっぱい:容量オーバーで新しいメールを受け取れていません
- 転送設定が切れている:別のアドレスへの転送が止まっていました
原因6:迷惑メール対策をしすぎて、本物も弾いている
フォームに迷惑メール対策を入れると、営業メールは減りますが、本物のお客様の問い合わせまで弾いてしまうことがあります。
私たちがよく使うのは「本文にひらがなが1文字も含まれていなければ送信できない」という対策です。海外からの英語だけの迷惑メールを止められて、日本語のお客様には影響が出ません。ただし、こうした設定を入れすぎると、正当な問い合わせも送れなくなるので注意が必要です。
対策を入れたあとは、必ず自分でテスト送信してください。
届かない期間が長いと、どれだけ損をするか
フォームが壊れている間、問い合わせはゼロになります。検索順位が落ちたわけでも、アクセスが減ったわけでもないのに、売上だけが止まります。
| 月の問い合わせ数 | 3か月気づかなかった場合 |
|---|---|
| 月3件 | 9件の問い合わせを逃す |
| 月5件 | 15件の問い合わせを逃す |
| 月10件 | 30件の問い合わせを逃す |
しかも、問い合わせた側は「返事が来ない会社」と思っています。返事をしなかったことで、信用まで失っています。1回のテスト送信で防げたことです。
自分で直せるケース・頼んだほうがいいケース
| 自分で試してOK | 頼んだほうがいい |
|---|---|
| テスト送信して確認する | 送信元(From)の設定を変える |
| 迷惑メールフォルダを確認する | SMTPの設定をする |
| 受信許可リストに登録する | フォームのプラグインが動かない |
| 送信先のアドレスが正しいか確認する | 原因がどこにあるか分からない |
頼むと、いくらかかる?
参考までに、ベストフューチャーでお受けしている料金は次のとおりです(税込)。
| 作業 | 料金 |
|---|---|
| フォームの項目追加・変更 | 3,300円 |
| お問い合わせフォームの設置 | 11,000円 |
| 不具合の原因調査(届かない原因の調査) | 3,300円〜 |
1回ずつの料金は「ホームページ修正代行」にまとめています。毎月の保守管理(月1万円・税別)には、定期的なフォームのテスト送信も含められます。壊れたまま何か月も放置されることがなくなるので、問い合わせを逃す心配がなくなります。保守の費用の目安は「ホームページ保守管理の費用相場【2026年調査】」をご覧ください。
よくある質問
自動返信は届くのに、自社に届きません。
自動返信(お客様宛て)と、通知メール(自社宛て)は別の設定です。通知メールだけ送信元の設定が間違っている、送信先アドレスが古い、迷惑メールに入っている、のいずれかです。まず迷惑メールフォルダを確認してください。
ずっと届いていたのに、急に届かなくなりました。
迷惑メール対策の基準が厳しくなったことが原因のケースが多いです。フォームの送信元(From)を自社ドメインのアドレスにする設定で、ほとんど解決します。
どのくらいの頻度で確認すればいいですか?
最低でも月に1回はテスト送信することをおすすめします。WordPressやプラグインを更新したあと、サーバーを変えたあと、メールアドレスを変えたあとは、必ず確認してください。
フォームが壊れていた期間の問い合わせは、見られますか?
フォームのプラグインによっては、送信された内容がデータベースに保存されていることがあります(Contact Form 7なら「Flamingo」というプラグインを入れている場合など)。保存されていれば、さかのぼって確認できます。まずはご相談ください。
まとめ
- フォームが壊れていても、ホームページは普通に表示されるので気づけない
- まずは自分でテスト送信。迷惑メールフォルダも必ず確認する
- 急に届かなくなった場合は、送信元(From)の設定が原因のことがほとんど
- 月1回のテスト送信を習慣にすれば、問い合わせを逃さずに済む
ベストフューチャーでは、他社が作ったホームページでも、フォームが届かない原因の調査から修正、毎月の動作チェックまでお引き受けしています。「届いているか不安」という段階でも大丈夫です。お気軽にご相談ください。無理な営業はしません。
LINE公式アカウント「ベストフューチャー」。質問だけでも大丈夫です。

