- ホームページ保守管理の月額費用の目安(関東の制作会社547社の公開情報から集計)
- 保守管理に含まれる作業と、料金の差が出るポイント
- 保守を頼むときに、契約前に確認すべきこと
調査の概要
当サイトに掲載している関東(千葉県・埼玉県・栃木県)のホームページ制作会社547社について、各社が公式サイトで公開している保守管理・運用サポートの内容と料金を調べました(2026年10月時点)。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 調査した制作会社 | 547社 |
| 保守・メンテナンスを明記している会社 | 118社(22%) |
| 公開後の更新・運用サポートに触れている会社 | 304社(56%) |
| 保守管理の月額料金を公開している会社 | 11社(2%) |
| 他社が制作したサイトの引き継ぎを明記している会社 | 3社(1%) |
保守管理の料金を公開している会社は、わずか2%でした。半数以上の会社が公開後のサポートに触れているのに、料金はほとんど公開されていません。保守の料金が「よく分からない」と感じるのは、そもそも情報が表に出ていないからです。
料金を公開している会社が11社と少ないため、下の数字は「目安」として見てください。実際の料金は、サイトの規模や作業内容で大きく変わります。
保守管理の月額費用の目安
料金を公開している11社の、保守・運用プランの最も安い月額料金を並べました。
| 月額料金 | 会社数 |
|---|---|
| 5,000円未満 | 2社 |
| 5,000円〜1万円 | 7社 |
| 1万円〜2万円 | 1社 |
| 2万円以上 | 1社 |
公開されている月額料金の中央値は5,500円、最も安いのは月3,000円、高いのは月2万円でした。
ただし、この金額の多くは「サーバーの管理と、システムの更新、軽い修正」までのプランです。お知らせの追加や文章・画像の差し替えを毎月お願いする更新代行まで含むプランは、月1万〜2万円が目安でした(公開している4社で月1万〜2万円)。
「月数千円の保守」と「月1〜2万円の更新代行込み」は、中身がまったく違うサービスです。金額だけで比べず、何をしてくれるのかで比べましょう。
保守管理に含まれる主な作業
保守管理という言葉は会社によって意味が違います。掲載547社の説明から、保守に含まれる作業を集計しました。
| 作業内容 | 明記している会社 | 内容 |
|---|---|---|
| 保守・メンテナンス全般 | 118社(22%) | 表示の不具合への対応、定期的な点検 |
| アクセス解析・レポート | 56社(10%) | 訪問者数などの報告、改善の提案 |
| サーバー・ドメインの管理 | 40社(7%) | 契約更新、障害時の対応 |
| 更新・修正の代行 | 38社(7%) | 文章・画像の差し替え、お知らせの追加 |
| セキュリティ対策 | 35社(6%) | 不正アクセス対策、SSLの管理 |
| WordPressの保守・アップデート | 31社(6%) | 本体・プラグインの更新、不具合対応 |
ここで注意したいのは、「保守」と書いてあっても、更新代行やWordPressのアップデートが含まれているとは限らないことです。契約してから「それは別料金です」と言われるのは、保守でいちばん多いトラブルです。
また、お問い合わせフォームが壊れていても、ホームページは普通に表示されるため気づけません。確認の仕方は「お問い合わせフォームが届かない原因と対処法」をご覧ください。
保守管理をしないとどうなるか
「作ったホームページは放っておいても動く」と思われがちですが、特にWordPressで作ったサイトは、放置すると次のようなことが起きます。
- セキュリティの穴が残る:WordPress本体やプラグインの更新を止めると、既知の弱点を狙った不正アクセスを受けやすくなります
- ある日突然表示されなくなる:サーバー側の環境が変わったときに、古いままのサイトが動かなくなることがあります
- ドメインやSSLが切れる:更新の連絡が担当者に届かず、気づいたらサイトが見られなくなっていた、というケースは少なくありません
- 情報が古いまま信頼を落とす:お知らせが数年前で止まっているサイトは、営業していないと思われることもあります
すでに更新が止まっている、更新しようとしたらエラーが出る、という場合は「WordPressが更新できないときの原因と対処法」をご覧ください。
サイトが突然見られなくなった場合は、ドメインやサーバーの期限切れが原因のこともあります。見分け方は「ホームページが表示されない原因と対処法」で解説しています。
2026年10月には、PHPそのものに緊急の脆弱性が見つかり、サーバーのPHPの更新が必要になりました。詳しくは「PHPの重大な脆弱性(2026年10月)|WordPressで今すぐ確認する3つのこと」をご覧ください。
実際に改ざんされてしまったときの対処と、復旧にかかる費用の目安は「ホームページが乗っ取られた・改ざんされたときの対処法」でまとめています。
特に怖いのは、制作会社と連絡が取れなくなったケースです。サーバーやドメインのログイン情報が分からないと、自分のサイトなのに修正も移転もできなくなります。対処法は「ホームページ制作会社と連絡が取れない・倒産したときの対処法」で詳しくまとめています。
保守を頼む前に確認すべき5つのこと
- 月額に含まれる作業は何か:修正は月何回まで、どこまでが無料か。WordPressのアップデートやバックアップは含まれるか
- 緊急時の対応:サイトが表示されない、改ざんされた、といったときに、どのくらいの時間で対応してもらえるか
- ドメイン・サーバーの名義:自社名義で契約されているか。解約したときに、サイトとドメインを持ち出せるか
- 最低契約期間と解約条件:何か月から解約できるか、解約時に費用がかかるか
- 他社が作ったサイトでも引き受けてもらえるか:今のサイトをそのまま引き継げるか。明記している会社は掲載547社のうち3社だけでした
一番大切なのは3つ目です。ドメインとサーバーのログイン情報が自社の手元にあるかを、契約の前に必ず確認してください。
保守費用を抑えるコツ
- 簡単な更新は自分でやる:お知らせの追加など、よくある作業だけ操作方法を教えてもらえば、保守は「システムの管理」だけの安いプランで済みます
- 必要な作業だけのプランを選ぶ:毎月の更新がほとんどないなら、更新代行込みのプランは割高になります
- 作るときに保守まで決めておく:制作と保守を同じ会社に頼むと、引き継ぎの手間がなく、料金も抑えやすくなります
毎月の修正がほとんどないなら、保守の契約はせずに、必要なときだけ1か所から修正を頼む方法もあります。料金の目安は「ホームページ修正代行」(テキスト修正1,100円〜)をご覧ください。
よくある質問
ホームページの保守管理費用の相場はいくらですか?
関東の制作会社のうち保守料金を公開している11社では、月額の中央値が5,500円でした。お知らせの追加や修正などの更新代行まで含めると、月1万〜2万円が目安です(当サイト調べ、2026年10月時点)。
保守管理は必ず必要ですか?
WordPressで作ったサイトや、問い合わせフォームのあるサイトは、セキュリティのために定期的な更新が必要です。自社でアップデートやバックアップができない場合は、保守を頼むことをおすすめします。
他社が作ったホームページの保守だけを頼めますか?
頼めます。ただし、他社制作サイトの引き継ぎを明記している制作会社は多くありません(掲載547社のうち3社)。サーバー・ドメイン・WordPressのログイン情報が手元にあれば、引き継ぎはスムーズに進みます。
まとめ
- 保守管理の料金を公開している制作会社は、わずか2%
- 公開されている月額の中央値は5,500円。更新代行まで含むと月1万〜2万円が目安
- 「保守」の中身は会社によって違うので、含まれる作業を必ず確認する
- ドメインとサーバーのログイン情報を自社で持っておくことが、何より大切
ベストフューチャーでも、他社が制作したホームページを含めて、月1万円から保守管理をお受けしています。WordPressのアップデート、バックアップ、軽微な修正まで対応します。「制作会社と連絡が取れない」「今の保守料金が高い気がする」といったご相談も無料です。お気軽にお問い合わせください。無理な営業はしません。
サービスの内容は「ホームページ保守管理(月1万円・他社制作サイトもOK)」で詳しくご説明しています。
LINE公式アカウント「ベストフューチャー」。質問だけでも大丈夫です。

